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例えば、犬だったり、好きな人だったり、恋人だったり、家族だったり、友達だったり、本や映画の主人公だったり…
私の歌は、自分の中での「あなた」や、対象となるイメージや状況がある場合が多い。
でも、この歌が出来たとき、「あなた」として、誰の顔も浮かばなかった。
それは、あるただの日。
私は、当時教師をしていて、授業のない時間だったので、いつものように職員室で仕事をしていた。
「銀河系を探しても、あなたの代わりはいない」
突然、歌詞とメロディが浮かんできた。
「うわっ!これいい!」
忘れたら、すっごく悔しいので、慌てて、休憩室のような所に行って、携帯に出てきた歌を録音した。
それから、数日後。
「僕には夢がある」
また、歌詞とメロディが出て来た。
「あっ!この前の、銀河系の歌の始まりやん」
何故そう思うのか、分からないけど、そんな風に思い、その時はピアノじゃなくて、キーボードの前に座った。
イントロのメロディが出てきて、歌がどんどん出てきて…
悲しい訳でもないのに、私はボロボロ泣きながら、この歌は出来た。
この歌が一番好きだと言ってくれる人は多い。微笑んでくれる人も多く、泣いてくれる人も多い。
大好きな人、家族、自分自身、愛犬、亡くなった家族、会えない恋人…
それぞれ、色んな風に「あなた」を感じてくれる。
やさしい歌になったり、悲しい歌になったり、応援歌になったり…。
そんな歌もあるんだなあ。
色んな感想を頂いて、思う。
2007年、子供たちと合唱して「この歌、大好き」と言ってもらえて、増々大切になった歌。
ずっとずっと歌っていきたい大切な歌。
「あなた」のような存在になれたらいいな…そんなことを思ったりしている。